
あなたがお父様から引き継いだお店を将来どんな工務店にしたいのか考えたことがあるでしょう。
その方法や手順について一緒に考えてみませんか。
今、中小の工務店の大多数が押し寄せる大手の住宅メーカーの営業攻勢や宣伝力を前にして、
どのように対処していいのか分からず手をこまねいているのが現状ではないでしょうか?
あるいは、何か手を打ちたいのだが、どこから、何から手を付ければよいのか分からない、という
のが偽らざるところではないでしょうか。あなたはどうですか?
これまで、工務店や建設業は、需要>供給という恵まれた市場で経営してきたので、<代々の生
業>という感覚でよかったのですが、これからはそうはいきませんね。先ず、建設業特有の古い体
質から脱却して近代的な経営へという発想の転換が出発点です。何故だか分かりますね。
中小の工務店や建設業では、経営者が棟梁や建築士という技術者であるケースが多いですね。
これまでは技術者は技術のことだけを考えればいいと思われてきました。
確かに、これまではそれでもやってこれた のですが、これからはそうはいきませんね。
お客様(ユーザー)が求めるモノ、すなわちニーズに応えたり、時には掘り起こしをしたり、又、競合
店に勝てる強みを持つ企業にするために経営者としてのツールも持たなくてはなりません。
言い換えれば、技術者から経営者として戦略をもって事業経営に取組まなくてはならないというこ
とです。
今、巷間では経営革新あるいは第二創業などということが言われていますね。
耳にしたことがあるでしょう。
現在のように経営環境の変化が激しく、しかもグローバル化の時代では常に顧客ニーズも変化し
ますが、その変化に対応するために自社の経営も方向転換し新たな経営戦略を構築して生き残りを
図っていくということです。
これは、なにも工務店や建設業に限ったことではありません。商店街で営む小売業やサービス業
でも同じことです。どの業種でも、いつまでも同じ商品・サービスを同じ市場で同じような提供の仕方
で経営できる時代でないことは理解できるでしょう。
それはユーザーのニーズが非常に早い速度で常に変化しているのですから当然ですよね。
とすれば工務店も変わらねばなりません。変わらなければ取り残されてしまいます。
それも市場が受け入れてくれるようなカタチで変わらねばなりません。
それを業態化といいます。聞き慣れない言葉ですがこれも重要なことですから忘れずに!
次回からはどのようにして経営戦略を選択し、その構築の仕方についてお話しましょう。
